
メーカー依存体質からの脱皮
- プロフィール
- 業種:流通業(店舗・食料品中心)
- 規模:社員300人
- 面談相手:社長
- 業績傾向:下降傾向
- リサーチ結果
- 消費低迷の余波を受け、大変苦戦の状況。しかし、品質、価格も含めてお客様の信用は絶大なものがあり今日まで難局を乗り越えてきた。
しかし、いままではなんとか乗り切ってきたが今後は予測が不能の状態である。
- そのような状態の中で経営幹部の中には日常の言動の中にも危機感が希薄である。ややもすると、悪気ではないが業績低迷を
「景気が悪いから」「どこもそうだから」と部下の前で言ってしまう。そのことが全体の指揮をどれだけ低迷させてしまうかを
気づいていないのである。
- トップとしては内部の志気を高め全社員1人1人の力を結集させることでこの難局を乗り切る以外にはないと痛切に思っている。
- この様な状況で、何とか全社的(特に管理職)に対して、渇を入れる良い打ち手はないだろうかという相談が弊社にきたのである。
- ターゲット
- 管理職(店長クラス)
- ソリューションプラン
- 1.部長クラス、課長クラスを対象に「危機意識」研修を実施。
(企業の倒産の原因はほとんどの場合内部に起因する)
- 2.部長、課長に同内容研修を別々に実施をし、まずは捉え方のギャップを測定
- 3.上記研修を踏まえ、部長、課長合同でアクションプラン策定研修を実施
- 4.正規社員、パート、アルバイトも含め危機意識セミナーを実施
- エピローグ
- 業界を含む環境変化の認識を統一し、自分事としての危機感が上層部を中心に高まった。
- 経営資源である人、物、金、時間、情報に対する意識も高まり、日常の中に創意工夫とスピード感が高まった。
- 流通を囲む環境は大変厳しいものがあるが、以前と比べて店内を動く姿にも活気がでてきた。
- また、良い、悪いの判断も明確になり、間違ったことをしている部下に対しては管理者が叱る場面も数多く見られるようになってきている。
- 今年も前年のフォロー研修を企画中である。
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