B社様の場合 : 機械系専門商社
生き残りを懸けた戦略が浸透しない!!
商流破壊が進み、"商社無用論"が叫ばれるようになって久しく、
B社様では自社の生き残りを懸けた大改革を伴うトップの戦略が打ち出されました。
ところが、その戦略が現場に浸透していませんでした。
社員は皆「このままではいけない」という総論は賛成。
しかし、自分達が変わることを求められる各論になると、
できない理由ばかり並べ立てて一向に改革が進まない状況でした。
その根本原因は、創業100年を超える歴史の中で保守的な風土が根付いていたこです。
「全社的風土改革」と「新戦略の浸透」の2つの課題を同時進行させる
その風土のため戦略浸透社内プロジェクトを立ち上げたものの、
何も決まらず改革は遅々として進まなかったのです・・・。
そこで弊社との合同プロジェクトがスタートしました。
まず、弊社のノウハウである「組織風土分析」を行い、
戦略浸透を阻害している悪しき風土を明確にしました。
そして風土改革を含んだ戦略浸透策を構築しました。
「風土改革」「戦略実践」を全ての戦略の柱とした
保守的な風土を打破するため、確実に全員が行動変容を起こす必要がありました。
そのため、全員が戦略実践に直結した「自己改革計画書」を作成しました。
さらに3か月ごとのフォロー研修を通じ、自己改革実践結果の報告と次回への課題を
確認するサイクルをまわしました。
さらに研修を展開する中で、最終的には戦略実践と連動した人事考課制度も構築し
保守的な風土の打破を図りました。
その結果、3年目には戦略も浸透しその中核である「オリジナル商品」の開発にも成功しました。