『創立10周年に際し想うこと』
NKB通信2006年12月1日号 代表取締役 社長 秦野浩行
弊社は、去る11月1日をもって創立10周年を迎えることができました。
これもひとえにクライアント企業様からの変わらぬご支持、また自分の将来を会社に託し、信じ、ついてきてくれた社員の皆さんのお陰と、
あらためてお礼を申し上げる次第です。
弊社は、経営コンサルティング・教育業務を通じて業績を上げ続けられる会社育成のご支援をさせていただく立場から、
この10年間はその範となるべく健全・勝利経営を実践することに傾注し、創立年度より黒字経営を継続達成し続けることができました。
想うに、それを可能にした事業基本理念の存在意義は大きいものと存じます。
NKB事業基本理念
お客様のニーズを常に我が社の事業コンセプトとして事業の展開を図る。
その為にもお客様との共同開発を基本方針とする
上記の事業基本理念の特長は、事業コンセプトは会社が勝手に作るものではなく、お客様の求めるものに沿って作るものとの点です。
これは、弊社が有する教育ノウハウを単に組み合わせ商品化し提供するだけでは必ずしも教育効果は業績に直結しないとの経験則に基づき、
むしろお客様自身が有する優れた経営資源を十二分に発揮させながら、お客様が切望される目標が達成出来るという教育の提供を事業コンセプトにすべき
との考え方のこと。
つまり、“お客様のニーズ”を“お客様の潜在能力の顕在化で実現できるお客様の願い”と再定義し、
弊社の教育基本方式を共同開発型にすることとなった次第です。次に、企業教育を前提にすることから下記の教育理念も設けた次第です。
教育理念
必要な教育でなく不可欠な教育を提供する
企業にとって考えられる必要な教育は数多くあります。
ですがその中でも、今勝ち残る為に不可欠な教育も企業淘汰期ほど多いものです。
特に業績急落時には、限られた教育予算を有効投下すべく教育選択が重要な鍵となります。
ところが長期低迷企業の中には、その混乱状態の中で不可欠な教育が何であるかがわからない、
さらには不可欠な教育の必要性にすら気づいていない企業もあるのです。
近年、弊社へのご要請で急増している不可欠教育は以下の通りです。
-不可欠な教育例-
- 新規開拓営業力強化研修
- 債権管理・回収力強化研修
- 値引き阻止研修
- 企業人当たり前(常識)研修
- 事業戦略構築研修
- 重点顧客攻略研修
- CS紹介受注促進研修
- 後継者育成研修
- エリア戦略研修
企業淘汰1/3の時代の到来を予見させる今日、是非今一度、貴社の教育のあり方についてご一考頂くことをお薦めする次第です。